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コストコの年会費はなぜかかるのか?コストコ年会費の国別ランキングを大発表!

世界の人会費

コストコで買い物をするには、コストコの会員になる必要がある。

その年会費は、ゴールドスターメンバー(個人会員)で4,000円(税抜)
ビジネスメンバー(法人会員)で3,500円(税抜)だ。

一般的には、個人会員4,000円という人が多いだろう。

では、なぜこのよう年会費がかかるのか?

早速紹介しよう。

コストコの年会費がかかる2つの理由とは?

コストコの年会費がかかる理由は、主に2つの理由によるものだ。

1.コストコの収益源が会員からの年会費だから

実は、コストコの利益は、会員収入がないとほとんど利益が残らない

会員収入は約24億ドル。営業利益は約32億ドル。
つまり、会員収入が無かったら8億ドル程度しか残らない計算になる。

8億ドルというと、1ドル120円計算だと約960億円!

960億円というと、かなり大きな金額に見えるが、
売上約1100億円(約13兆円)からすると利益率はわずか7%だ!

なので年会費収入が無いと利益が厳しい。

逆に言えば、コストコで販売されている商品の値段は、原価ギリギリ
ということになる。

2.コストコの商品は、購入後に満足できなければ全額返金だから

コストコの商品は、購入後に満足できなければ全額返金される。

”2. 100%保証
・商品保証:会員の皆様がお求めになった商品にご満足いただけない場合、代金を全額返金いたします。”
(コストコの会員規約より)

日本ではあまり件数は多くないが、アメリカでは返品する人も多いらしい。

そういった背景から、年会費をとっているようだ。

海外のコストコの年会費はどうなっている?

では、海外のコストコの年会費はどうなっているのだろうか?

早速調べてみた。

アメリカのコストコの年会費

Gold Star Membership(ゴールドスターマンバー) 55ドル(税抜)

Business Membership(ビジネスメンバー) 55ドル(税抜)

Executive Member(エグゼクティブメンバー) 110ドル(税抜)
⇒日本のコストコにはないが、エグゼクティブメンバーというものがある。
通常の会費55ドルにアップグレードフィー55ドルが必要で、合計110ドル。
ただし、年間750ドルまでは購入金額の2%の還元がある。
(”Membership Reward: Annual 2% Reward (up to $750) on qualified Costco purchases”)

通常のゴールドスターメンバーで55ドルというということは、
1ドル120円で計算すると、6,600円だ。

日本と比べると、かなり高い価格設定だ!

カナダのコストコの年会費

カナダは、アメリカと同じ制度で同じ価格設定だ。

ゴールドスターメンバーは55ドル。

ただし、カナダドルはアメリカドルとはレートが異なる。

カナダドルを1ドル90円と換算すると、ゴールドスター年会費55ドルは4,950円だ。

それでも、日本のコストコの年会費よりも割高である。

メキシコのコストコの年会費

サイトを見ても、よく分からなかった。

これ以上は調べようがないようだ。

オーストラリアのコストコの年会費

Gold Star Membership(ゴールドスターマンバー) 60ドル

Business Membership(ビジネスメンバー) 55ドル

1豪ドル88円換算で計算すると、ゴールドスターメンバーの
年会費は5,280円だ。

日本と比べると、やはり高めの価格設定だ。

イギリスのコストコの年会費

イギリスも、アメリカ同様にエグゼクティブメンバーというものがあるようだ。

Individual Membership(個人会員) 25ポンド(税抜)

Trade Membership(法人会員) 20ポンド(税抜)

Executive Member(エグゼクティブメンバー) 法人50ポンド(税抜) 個人55ポンド(税抜)

1ポンド185円で換算すると個人会員は4,625円だ。

少しだけ、日本の年会費に近いようだ。

スペインのコストコの年会費

ゴールドスターメンバー 30ユーロ(税抜)

ビジネスメンバー 25ユーロ(税抜)

1ユーロ130円で換算すると、3,900円だ。

こちらは、日本とほぼ一緒だ!

韓国のコストコの年会費

ゴールドスターメンバー 35,000ウォン

ビジネスメンバー 30,000ウォン

1ウォン0.1円で換算すると、ゴールドスターメンバーは3,500円だ!

これは安い!!

台湾のコストコの年会費

ゴールドスターメンバー 1,200台湾ドル

ビジネスメンバー 1,000台湾ドル

1台湾ドル3.7円で計算すると、約4,500円だ。

日本よりも少し高いレベルだ。

まとめ

コストコの年会費は、コストコの利益そのものであると言っても
過言ではない。

そして、利益だけでなく返品に対応するためにも年会費というもの
をとるようになっているのだ。

しかし、その年会費を払うことで、原価スレスレの価格設定をして
消費者へ安価な価格設定で商品を供給していることが分かる。

で、そのゴールドスター会員の年会費4,000円(税抜)が高いのかを
海外のコストコと比較した結果、以下の通りになった。

ゴールドスター会員の国別年会費ランキング

1位 韓国 約3,500円(35,000ウォン)
2位 スペイン 約3,900円(30ユーロ)
3位 日本 4,000円
4位 台湾 約4,500円(1,200台湾ドル)
5位 イギリス 約4,625円(25ポンド)
6位 カナダ 約4,950円(55カナダドル)
7位 オーストラリア 約5,280円(60豪ドル)
8位 アメリカ 約6,600円(55ドル)
不明 メキシコ 不明

日本は、年会費の安さ第3位という結果になった。

実際、いまのレートが1ドル120円なので、以前のように、
もう少し円高に振れたら、トップになるかもしれない。

ということで、世界的みても、日本のコストコの年会費は割安
なのだ。

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