コストコといえば、日本のスーパーでは売っていないような珍しい海外の商品が売っている。
そういった珍しい商品を見つけるのもコストコの楽しみ方の1つだ。
今回は、そんなコストコで売られている珍品中の珍品を紹介しよう。
Contents
コストコで売ってる『マッツァー』とは
今回紹介するコストコの珍しい商品は『マッツァー』だ!
『マッツァー(MATZOS)』はヘブライ語(ユダヤ語)だ。
マッツァー(MATZOS)とは、イースト菌を入れない無発行のクラッカー状のパンで、ユダヤの家庭料理では普通に使われるものだ。
元々は、聖書にも書かれているペサハという過ぎ越しの祭りの時に食べられていたものだが、今ではいつでも食べられている。
ペサハは毎年、春分の日の後の最初の満月の日に行われるため、毎年祝日が移動する。
日本ではペサハという祭りは全く馴染みがない祭りだが、海外ではイースターと同じようにポピュラーなお祭りなのだ。
ちなみに、イースターというのは、このイースト菌を入れないパンを食べることからイースターと呼ばれるようになったという説もある。
アメリカのスーパーでは、ユダヤフードセレクションがあり、マッツァーを簡単に購入することができるのだが、日本ではマッツァーを置いているスーパーはほとんどないだろう。
日本に居ながらにして異文化を感じることができる、とても珍しい商品が『マッツァー』なのだ。
コストコのマッツァーの詳細
ここで、コストコrで売られているマッツァーの詳細を紹介しよう。
名称:焼菓子
原材料名:小麦粉
内容量:400g
保存方法:直射日光や高温多湿を避け、涼しい場所に保管して下さい。
原産国名:イスラエル
マッツァーとは、小麦粉と水だけで作られた、ユダヤ教徒の伝統的なクラッカーです。
イーストと塩を含まずに短期間の工程で焼成されているため、パリッと香ばしく、小麦粉の風味をより豊かに感じることができます。
そのままでも、お好みの具材とトッピングして、カナッペにするのもおすすめです。
コストコでマッツァー(MATZOS)を買ってきた!
コストコのお菓子売り場の一角に、ひっそりとその商品は置かれていた。
その名は『マッツァー(MATZOS)』だ。
一時期、ツイッターでもその大きさが話題になったこともある、コストコの商品の中でも珍品中の珍品。
まずはいつものようにパッケージの大きさをはかってみた。
箱のサイズは18cm四方の正方形だ!
パッケージにはマッツァーの写真があり、一見普通のクラッカーのように思える。
しかし、このマッツァーはその辺にあるクラッカーとは違うのだ。
このパッケージの写真を見ると、一口サイズのクラッカーが一杯入っているのではないかと勘違いをしてしまいそうだが、この後おどろきの光景を目にすることになるのだ!
そして、フタをパカっと開けると『なんじゃこりゃー!』ってビックリするだろう!
なんと、箱のサイズと同じ大きさのクラッカーが入っているではないか!
こんなクラッカー見たことない!かなりの迫力だ!
こんなビッグサイズのクラッカーが13枚も入っているので、箱の中は隙間がない状態だったということだ。
クラッカー自体のサイズは大体17センチ四方で、表面には1cmくらいの間隔でミシン目がついている。
クラッカーがあまりにサイズが大きいので簡単に割れるようになっているようだ。
コストコのマッツァーの味はどんな感じ?
早速マッツァーをお皿に出してみた!
大きすぎて、お皿からはみ出してしまっている(笑)
とりあえずマッツァーを一気に食べてみた!
普通のクラッカーよりも少し分厚いが、食感はパリッとしている。
しかし、味はあまりない。
コストコの商品なら、『美味しい!』ってなるものが多いのだが、『・・・』な感じだ。
正直言って小麦の風味はあるが、しっとり感もなければ塩気もなく味がない。
良く言えばシンプルで素朴な味。
餃子の皮のような味といえば想像して頂けるだろうか。
今回は、マッツァーに何もつけずにそのまま食べたのだが、あまり味が主張してこないだけに、ジャムなどをつけたり、何かをトッピングしてのせたりしないと寂しい感じになってしまうだろう。
何をのせて食べるかを色々と実験すると面白い商品だ!
コストコのマッツァーの保存方法
マッツァーは全部で13枚も入っているので一気に食べきるのは難しい。
しかし、マッツァーは1枚1枚個別包装されている訳ではなく、13枚が1つの袋に入っているので、一度開けてしまったら他の袋に入れて保存しなければならない。
ウチでは毎回イケアで買っているジップロック風の袋に入れて保存するようにしている。
イケアで売られているジップロック風の保存用の袋の中で2番目に大きいサイズがマッツァーを入れるには最適だ。
これを常温で保存すればいつでも食べることが可能だ!
まとめ
ということで、今回は美味しいというよりも珍しい商品である『マッツァー』を紹介した。
アメリカでは普通にスーパーで売られているような商品だが、日本のスーパーにはまず置いていないマッツァー。
そんな日本では珍しい食べ物を試して異文化を楽しめる商品なのだ。
まあ、美味しいとか美味しくないというよりも、とにかく異文化を楽しみたい人にはおすすめ。
もし興味があれば試してみてほしい。
コメント